多発性脱毛症は多くの場合、以前に円形脱毛症になったり、現在円形脱毛症ができていたりして、それが悪化して多発性脱毛症に進行するようです
正しい育毛発毛処置がなされずにいて脱毛の原因菌が生きている場合に、その細菌が新たな脱毛原因が加わることにより多発性脱毛になります。
円形脱毛症はほとんどは一か所の5百円玉くらいの大きさの脱毛で、他に広がることは少ないのですが、頭部常在細菌叢の正常バランスを崩すと多発性脱毛症になったり、最悪の場合は全頭脱毛症から全身脱毛症になります。
3歳から5歳くらいのこどもの頃に脱毛症になった方は、何度となく脱毛症になることがあります。
脱毛症になりやすい体質があります。
あまり洗髪をしない、低体温体質(尾中が冷たい)、食が細く好き嫌いが多い(生活の偏り)、緊張体質、神経質、早く寝られない(夜型生活で就寝がいつも午前0時頃)、朝起きられない(起床がいつも7時過ぎ)、アトピー体質、皮膚が弱く湿疹や皮膚病になりやすい、フケや痒みが出やすい、便秘や下痢を繰り返す(腸の調子が悪い)などの特徴があります。