全頭脱毛症の原因には色々難しい問題があります。
低体温体質が脱毛原因の一つになります。
低体温体質は基礎体温がいつも低い人のことです。
低体温体質は冷え症とは違い内臓や脳内温度が低くなっています。
冷えは万病も元ともいわれますが、内臓の冷えはリンパ球の働きを弱め、免疫力の低下をもたらします。
このことが細菌やウィルスに対する抵抗力がなくなり、脱毛症の原因の一つです。
人間には恒常性が備わっていて体温もその一つで、36.5度というのが正常体温の目安です。
乳幼児は37度前後あり、齢をとると36度以下にに下がってきます。
ですから、歳をとるといろいろな病気に罹りやすくなるのです。
風邪を引くとウイルスを殺すために発熱しますが、高熱は病原菌と戦っている証です。
現代人は熱に弱く少しでの発熱でも、すぐに解熱剤などで下げてしまいます。
日頃の体温が低い人は微熱が出てもフラフラするといいます。
風邪を引いたくらいの熱では死ぬことはなく、アスピリンや解熱剤の服用はかえって危険な副作用が出ますので、重篤な病気になることがあるので注意が必要といいます。
低体温は不眠症や夜型生活、ストレスの多い生活、緊張体質、食生活の偏りやダイエット、内臓を冷やす生活、不規則な生活、高齢、運動不足、いつも氷の入った冷たい飲み物をのんだり、体の冷える夏野菜を冬でも食べていたりすることなどから低体温体質になります。