夜型生活
夜型生活は自律神経のバランスを崩します。
就寝時刻が毎日午後11時から午前1時ごろの生活を続けていると交換神経を使いすぎて自律神経のバランスを崩し、不眠症や食欲不振、低体温体質、鬱症状、慢性疲労症候群などの症状が出てきます。そして、起床は午前8時頃という方がいます。
こうした夜型生活は、妊娠中は特に体への負担が大きくなります。
毎日決まった時刻の、午後10時から午前2時の間は生体リズムの中で成長ホルモンが分泌される時間帯といいます。
睡眠は浅い眠りと深い眠りを90分ごとに繰り返すといい、一晩に4回繰り返しますので、90分×4回で360分、したがって6時間が睡眠時間に必要となります。
成長ホルモンは一日に消耗したり傷ついたりした細胞の修復をするとともに新しく細胞をつくるための大切なホルモンです。毛母細胞もこの成長ホルモんにより細胞分裂を促され毛髪ができます。
この成長ホルモンは寝入りばなの深い眠りの熟睡しているときに多く分泌されるといいます。ですから遅くとも午後10時に就寝しなければ一晩に4回の成長ホルモンの分泌得られないということになります。
成長ホルモンの分泌が少ないと細胞分裂が少なくなりますから、胎児の成長がさまたげられることになります。
妊娠中はとにかく安眠ができるようにしなければなりません。