男性型脱毛症(AGA)プロペシアに付いて
飲む育毛剤とか発毛剤などといって男性型脱毛症(若年性脱毛症=若禿げ=AGA)にフィナステリド、販売名プロペシアを盛んにインターネットやチラシなどで、男性型脱毛症はこのプロペシアをのめば必ず発毛するといって宣伝しています。
しかし、本当に飲めば全ての人に必ず発毛するのでしょうか? 危険な副作用はないのでしょうか?
プロペシアはジヒドロテストステロン(DHT)による脱毛作用を抑止するものであり、決して発毛に作用する薬ではありません。
この脱毛作用というのは男性ホルモンが過剰に分泌されているのを、前立腺肥大症のこの薬を使うことによって男性ホルモンの分泌を抑制させるということです。
ですから前立腺肥大症の薬によって発毛することはないのです。また、男性ホルモンの過剰分泌が男性型脱毛の原因だとは決定しているわけではありません。
前立腺肥大症の薬を飲んでいた人にたまたま体毛が濃くなったということから、では頭髪の脱毛にも効果があるのではないかという簡単な思い付きから研究されましたが、頭髪の特に頭上部は女性ホルモンの影響を受けて育成しています。
ですから、男性ホルモンを減らすということと、女性ホルモンの分泌を促すということは関係はありません。
フテナステリドで女性ホルモンの分泌を促すということは出来ません。ですから、フィナスデリドが発毛を促進することは出来ないと考えられるのです。
フィナステリドは女性ホルモンの女性が妊娠中にでる黄体ホルモンではないかと思われます。要するに避妊薬のピルが主成分ではなかろうかと考えています。
なぜならこのフィナステリドを服用すると男性の身体が女性化していく症状が出るからです。
精嚢が精子をつくらず男性ホルモンの分泌も当然できません。もちろん勃起不全のインポになります。
もしこの間に子供が出来れば、男子の場合は性器に異常がでると注意書きにも記されています。女性は妊娠中に決してこのフィナステリドを触ってもいけないとも記されています。
服用後も6か月間はやはりこどもをつくらないようにすることが求められます。
もっともインポになりますから性欲も出ないと思いますが、・・・
臨床試験で服用者の多くにある程度の発毛が認められたといいますが、全ての人に発毛があった訳ではありません。
国内の臨床試験では半年で48%、1年で58%、2年では68%、3年で78%と髪が増える人が経時的に増えていったということですが、この数字からみても一年で薬半数の方に改善が見られてということです。決して宣伝しているような全ての人が生えてくるということではありません。
さらに太い髪が生えてくるということではありません。うぶ毛でも発毛として計算しています。この数字の一年で半数の人しか発毛しないことは、随分と低い発毛の数字です。
なお、男性型脱毛症以外の脱毛症(円形脱毛症など)や女性には効果はありません。
DHTは皮脂腺の受容体と結びつき、過剰な皮脂を分泌させ、毛穴を塞いで男性型脱毛を誘発するが、このDHTの生成を阻害することで効果を発揮するものといいます。
しかし、男性ホルモンは男性の身体をつくることになくてはならない特に重要なものです。
筋肉をつくったり骨格を大きく肉体労働ができるためには絶対に必要なものなのです。そして活動てきな精神をもつくるものです。さらには男性として、特に重要な精嚢を成長させ精子をつくるためにはなくてはならないものです。
フィナステリドを飲むと精子がつくられずインポになります。
副作用として、国内臨床試験時では、1mgのプロペシアで胃部不快感、性欲減退など6%程度の副作用が認めらたといいます。また、肝機能障害が起こり得るともいいます。
1%以上5%未満に性欲減退の副作用が発現する他、1%未満に勃起機能不全、射精障害、精液量減少が発現すると報告が出ています。
その他、発現率不明の副作用として、睾丸痛、男性不妊症・精液の質低下(精子濃度減少、無精子症、精子運動性低下、精子形態異常等)、乳房圧痛、乳房肥大、抑鬱症状、眩暈、そう痒症、蕁麻疹、発疹、血管浮腫(口唇、舌、咽喉及び顔面腫脹を含む)、AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、γ-GTP上昇が添付文書に記載されています。
また、服用は成人の男性に限られる。女性、未成年は服用できない。
禁忌(下記の人には使えない)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人及び授乳中の婦人(薬にさわってもいけません)
妊婦が服用したり、破損した錠剤に触れて有効成分が吸収されたりすると、男子胎児の生殖器官等の正常発育に影響を及ぼす可能性があります。
フェナステリドは肝臓で代謝されます。
服用中に肝臓の酵素が上昇するという副作用もあるようです。
男性型脱毛症の原因を男性ホルモンの過剰分泌ととらえたり、男性ホルモンが脱毛原因とする考えは危険で間違っています。
男性ホルモンが多いといっても、男性ホルモンが直接的に男性型脱毛症になることの科学的データーはありません。
どれくらいの男性ホルモンの過剰が男性型脱毛症の原因なのかも解明されていません。
また、男性ホルモンが過剰に分泌されるのがもしも薄毛や脱毛原因とするならば、どうして過剰な男性ホルモンが分泌されるのかを解明してそれを改善すればよいのです。
男性ホルモンの過剰分泌は交換神経の使い過ぎ、強いストレスにされされ、それが長く続くとき、牛肉や豚肉などの肉食の偏り特に牛肉の食べ過ぎや乳製品の過剰摂取、過酷な肉体労働を続けたあとの急激な運動不足や怠惰な生活を続ける、極度の恐怖や緊張、夜型生活でいつまでも仕事や勉強、パソコン、スマホなどの神経を使っている。こうした事はアドレナリンの過剰な分泌を招き男性ホルモンの分泌を促進することが考えられます。
牛脂は60度前後、豚脂は40度前後で液体となりますが常温は固体です。ですからこられは36.5度の体温である人間の体内では液体として流れません。その結果ドロドロ血となり体内脂肪や皮下脂肪に蓄積されそれが動脈硬化や中性脂肪などになります。
大量のこうした脂を体内に抱える結果、毛母細胞に過剰なな皮脂として蓄積され男性型脱毛症のジヒドロテストステロン(DHT)の作用を受けやすくなると考えます。ですからこの毛母細胞に蓄積された過剰な脂を理学育毛技術のヘッドデトックス法で除去することで、男性型脱毛の発症を抑えることが出来るように育毛促進を行うことが最善ではないかと思います。
男性ホルモンのテストステロンは睾丸と、副腎皮質からし少しですが分泌され、肝臓からもアンドロステネディオンとDHEAの2種類の男性ホルモンが分泌されるといいます。
高校生位になると男性の運動能力の女性に比べ格段に良くなります。これは男性ホルモンのテストステロンが男性の体内で活発になる事が直接の原因です。 にきびができたり頭皮が皮脂でベタベタするようになることもあります。
男性ホルモンの分泌が一番多くなるのが18~30歳の間くらいといいます。ですからこの間の過剰に分泌される男性ホルモンの原因と考えられるものを排除するように心がけることが重要です。
一般には男性ホルモンの分泌は肉体的トレーニングや食生活に大きく影響されるといいます。肉体的トレーニング、高カロリー食、高たんぱく食、肉食主義などがテストステロンの分泌を促進させるともいいます。
ワールドサイエンスで行っているヘッドデトックスという育毛促進技術は、頭皮中、特に毛母細胞周辺の老廃物や過剰な皮脂の除去をします。
男性ホルモンの過剰により皮脂分泌が多くなったものを頭皮や身体に一切の負担をかけないで、過剰皮脂を取れば育毛は健全に行われます。
そして、血流促進をして毛母細胞に酸素と栄養を毛母細胞に送れば育毛発毛促進が出来る訳です。